朝日新聞「ひととき会」に入会しました
今年の5月から朝日新聞の「ひととき会」に入会しました。
22年前にも入会の機会があったのですが、その時は一旦入会し、すぐに退会しました。
そのころは子育て・家事・仕事で時間的に余裕がなく活動や、イベント参加は難しいと感じたからです。
今回は今春、朝日新聞の「ひととき」欄に投稿した記事が採用されたことで、再び機会を得ました。
以前より時間に余裕がある今、この機会を大切にしたいと思い入会しました。
朝日新聞「ひととき」欄と「ひととき会」について
「ひととき」欄に掲載される投稿
朝日新聞「ひととき」欄は紙面のくらし面コーナーにあります。
70年以上の歴史があり、女性読者からの投稿が掲載されます。
記事内容は500〜600字程度のエッセイになります。
投稿者の年齢層は50歳代以上の方が多いようですが、10代から90歳代の方まで幅広いです。
昔の思い出を語ったもの、心を動かされた日常の一片を切り取ったような記事が多くみ受けられます。
ほろりとさせられものからクスッと笑えるようなものまで、投稿者の思いが短い文章に巧みに散りばめられています。
この「ひととき」欄には全国の女性読者からの投稿が毎日送られてくるので、紙面に掲載されることは稀少となりますが、掲載されると「ひととき会」からお誘いのお声がかかります。
「ひととき会」に入るには
「ひととき会」は投稿が掲載された人たちで構成されている会です。
投稿が掲載されてから程なく、メールで「ひととき会」メンバーの方から入会のお誘いがあります。
メールでのやり取りですので「入会する・しない」など希望は伝えやすいです。
入会には年間6,000円の会費が必要です。
「ひととき会」はどんなことをしているの?
「ひととき会」は現在、の全国に9つの支部が存在します。
【関東、大阪、南大阪、神戸、奈良、滋賀、備後、山陰、愛媛】
以前は広島や京都にもあったそうですが、人数の減少や高齢化等で活動・運営が難しくなり無くなったそうです。
- 地区グループで年6回(2ヶ月に1回)の例会がある
- 年に4回会員の機関誌が発行される
- 会の運営にあたり、地区グループの代表・補佐・会計・編集責任者・会計監査等を会員で担当する。
- 会の運営にあたり、連絡会が年3回ある。
- 全グループが集う総会が年1回ある。
地区グループでの年6回の例会は、
- 会の運営報告
- ある課題について意見交換
- 各々が任意に作成したエッセイの発表 などが行われます。
また地区ごとのイベントが予定されることがあります。
「ひととき会」のイベントに参加しました
11月26日に大阪の支部において、朝日新聞記者の講演会が催されました。
このようなイベントは費用が少し必要になりますが、一般の方でも参加できます。
こちらの新聞記者さんは、厚生労働省の記者クラブに所属し現在、
年金局を担当されている浜田陽太郎さんという方でした。
スライドを用いながら、まずは自己紹介をしていただきました。
学生の頃イスラエルに留学されていたとのことでした。
学生時代に貴重な体験をされたお話は大変興味深かったです。
スライドの構成や、お話の組み立て方がさすがにお見事!
30年前のイスラレルやパレスチナの友人との交流の様子も語っていただきました。
今起こっている悲惨な現実が耐え難く、心の痛みをいっそう感じました。
浜田氏が年金局を担当されているということで、
今問題になっている「年収の壁」、配偶者の扶養に入る「第3号被保険者制度」
についての意見交換がされました。
特に心に残ったこと
今回は、今まで購読している新聞の記者さんがどのような方かなど、知り得なかったので、
記者さんのお話を直接伺えたことはとても貴重でした。
浜田陽太郎氏は若い頃から好奇心に溢れ、特に人とは違う体験を求めながら
人生経験を積んでこられたとのことでした。
- 思い出で人生のクオリティが変わる
- 体験は文章に重心を与える
これらの素敵な言葉はこれからの人生に活かせそうで、大切にしていきたいです。
会員の高齢化が心配?な「ひととき会」
昨今どのような組織においても直面している問題ですが、高齢化は「ひととき会」も同様です。
一部の地区グループがなくなってしまったり統合されたりという現状の中で、
実際これからの運営や存続については大きな課題のようです。
まだ入会して日が浅いですが、これからの活動をみまもっていきながら、少しでも会の活性化のお手伝いができれば嬉しいです。
みなさまのご入会をお待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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