ピアノ処分から一転、防音室にリノベーション
子供が巣立った後、家に残ったピアノをどうしようかと悩む方は
たくさんいらっしゃると思います。
うちもそうでした。
我が家の場合、6畳部屋にユニット型防音室を設置していました。
ピアノを利用しなければ全く意味がなく、ひと部屋を潰しているような状況でした。
ピアノを処分したいけれど・・
我が家の場合ピアノを処分するにしても、防音室の解体が必要でした。
この防音室は、「サイレントデザイン」というメーカーのもので
買取や引取りは難しい状況でしたので、まずは解体業者選びからのスタートでした。
何社かあたってはみましたが、ピアノを傷付けてしまうリスクなどで
すんなりとOK してもらえませんでした。
そんな中、せっかく義母が子供に買ってくれたピアノを処分してしまっていいんだろうかという思いがよぎりました。
夫が以前から「ドラムをやってみたい」と言っていたのを思い出しました。
ピアノ活用できない?
もし今の6畳部屋を防音室にリノベーションしたら、
ピアノと電子ドラムも置けるんじゃない?
今さら? 遅すぎ。
なんだか空想的なことを考え始めました。
それまで住み替えやスケルトン(マンション丸ごと)リフォームなど検討しては頓挫していました。
“生活に楽器を取り入れるのは良さそう!”という発想の転換と、”先のことより今が大切”という考えから、この思いつきを思い切って現実化させることにしたのです。
防音室リフォーム業者を選ぶ
防音室工事業者選びを始めました。実際足を運んだり、
家に来てもらったりして数社見積もりしてもらいました。
3年前ですが、6畳ひと部屋の概算費用は250万〜300万くらいの幅がありました。
防音の知識など教えてもらうことも多かったです。
最終的に下記のような理由で納得できた業者に決めました。
- 音の響き方について丁寧な説明があった。
- ユニット型防音室の解体の対応あり。
- 見積額からの割り引きに応じてくれた。(できるだけ200万に近づけてくれた)
リフォーム業者と打ち合わせ
我が家は今回、2回に分けてタイミングよくピアノを移動させる必要がありました。
防音室解体後のリフォーム開始前と、リフォーム完成後の防音チェック時です。
業者と打ち合わせをし、ピアノ移動日を設定し、ピアノ専門搬送業者に予約をいれました。
費用は2日分で2万円です。
工事期間中は半日のみという日もありましたが、工期は休みも含めて延べ2週間ほどでした。
ひと部屋にこれだけかかるのですから、防音工事はずいぶん大掛かりです。
完成してから
防音材の厚みで、部屋全体が若干狭くなりました。
窓は二重ガラスになっています。
ピアノの横には電子ドラムを置きました。
夫が電子ドラムを組み立てましたが、かなり大変そうで時間がかかっていました。
この音楽室をシニア夫婦がいかに活用できるかは未知数すぎるのですが、
脳トレから楽しみに繋がるよう活用できれば、いうことなしかなと思っています。
無駄にしたくはないので、気合いは入りそうです。
家にあるピアノをどうしようかと考えてらっしゃる方に、
こんな選択肢もあるという参考例になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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